セントラルボックスを使った時のチャンネル設定やフェイルセーフの設定方法について、まとめてみました。
セントラルボックス100/200/210/220/400のいずれでも設定は同じです。それでは順を追ってご説明しましよう。
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まず、基本はサーボアサインメントです。 送信機の[Model > Servo Assignment]からサーボの出力番号をセットしてください。
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[注意!]
受信機設定のPPM/UDI ModeはDirectにしておいて下さい。
続いてレシーバーの設定を行います。
送信機のデバイスエクスプローラー機能を使って設定を行っていきます。 [Model > Device Explorer]
セントラルボックスに接続するポートのデータ形式はEXBusにセットしてください。
アウトプットピリオド(出力周期)及びローボルテージワーニングの設定は必要に応じて行っていただいて結構ですが、受信機では、アウトプットマッピングは行わないでください。
また、フェイルセーフはセントラルボックス側で行いますので受信機で設定してはいけません。
[ヒント] 色々やって分からなくなった時は、「工場設定に戻す」[Reset to factory defaults]を選択して、もう一度受信機設定をやり直すと簡単です。
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最後にセントラルボックスの設定を行います。
上記で設定した受信機のEXBusポートをセントラルボックスの受信機ポートに接続します。
この時、受信機の他の空きポートには絶対サーボやその他の機器を接続してはいけません。[セントラルボックスが壊れて使用できなくなります!]
接続が終わったら、送信機のデバイスエクスプローラー機能を使って設定を行っていきます。[Model > Device Explorer]
- サーボアウトプットマッピング [Servo Output Mapping]でどのピンにどのサーボを接続するかを設定できます。
- 特に設定を行わない場合は、最初に送信機から設定したサーボアサインメント[Model > Servo Assignment]の設定が引き継がれます。
- フェイルセーフの設定を行います。
- まずファイルセーフを有効[Enabled]にします。
- 各出力ピンごとにホールド[Hold]]/出力停止[Out OFF]/フェイルセーフ[Fail-Safe]が選択可能です。
[ヒント]ここでも分からなくなった時は「工場設定に戻す」[Reset to factory defaults]を選択して、もう一度設定をやり直すと簡単です。
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保存した設定を呼び出す
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設定した内容は保存しておくことが可能です。
セントラルボックスの設定を保存したい場合は、
- デバイスエクスプローラーでセントラルボックスを選択した状態で工具マークを押す。
- Export settingsを選ぶ
- ファイル名を付けてOKを押す
で設定を登録しておくことが出来ます。
設定を呼び出す場合はImport settingsを選んで保存済ファイルを選択します。
保存ファイルを読み出すと、現在の設定は上書きされるので注意して下さい。
よくある失敗
受信機の設定がEXBus以外(PPM)になっていませんか?
受信機にフェイルセーフの設定が入っていませんか?