今回の接続イメージです。
※1 クローンシステムを使い、両方の受信機に電源を接続することでそれぞれの受信機が単独で24chを受信し、サーボをコントロールします。
※2 REX7のバックアップとしてREX3を接続し、REX7の受信喪失をカバーします。
狙いは、受信機間の接続が切れても、どちらかの受信機電源が落ちても全てのサーボを正常にコントロールする、強力なシステムです!
送信機・受信機ともに最新バージョンのファームウェアを使用してください。
今回の例では下記の様に接続しました。
REX7
#1 -> AILE1(上翼)
#2 -> AILE2(上翼)
#3 -> AILE1(下翼)
#4 -> AILE2(下翼)
#5 -> ELEV1
#6 -> ELEV2
#7 -> REX3より (バックアップEXBus入力)
Ext -> 電源
REX3
#1 -> RUDD
#2 -> THRO
#3 -> REX7へ(EXBus出力)
#4 -> 電源
先ずバックアップ受信機のREX3を用意します。
- 普通通りにREX3をバインドしたら [Device Explorer] を開き、Altanative Pin Configでピン設定と、出力チャンネル設定を行います。設定内容は図を参考に行い、サーボを接続して動作確認を行ってください。
- 設定の終わったREX3をクローンモードに設定します。設定は JETIBOX もしくは JETIBOX Profi で行います。設定の終わったREX3は電源から切り離して置いておきましょう。
続いてメインのREX7を設定します。
- REX7を通常通りにバインドし、[Device Explorer] を開き、Altanative Pin Configでピン設定と、出力チャンネル設定を行います。設定内容は図を参考に行い、サーボを接続して動作確認を行ってください。
サブ受信機(REX3)の信号ロストをモニターするための設定を行います。
-
REX7にサブ受信機の信号ロスト時のエラー設定を行います。設定は JETIBOX もしくは JETIBOX Profi で行います。
モールスコードの文字は自由に割付可能ですが、ここではデフォルトの S としました。
設定を仕上げましょう。
- Timers/Sensors > Alarms >> Morse Code Alarms でサブ受信機の信号ロストエラー時のモールスコード[S]に音声を割付け、Enabledにチェックを入れます。
- REX3の3番ポート(EXBus出力) とREX7の7番ポート(EXBus入力) を接続します。
これでREX7が受信障害になった時にはREX3が受信機として受信を継続します。
このEXBusラインはどちらかの受信機の電源喪失の場合はこのラインで他方への電源が供給されるので、十分な容量を持ったラインを使用してください。空きポートがあればそれを使って受信機を接続すると良いでしょう。
この接続はもちろんREX7同士でも可能です。Duplexシステムの拡張性ってすごいですね。
それでは楽しいフライトを!
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