驚異の完成度を誇る6軸ジャイロ内蔵 REX 7 Assist。
この受信機は上空でトリムを合わせた場合、三舵のキャリブレーションが必要になります。
今回はこの手順について説明します。
1. 上空でジャイロをカットした状態でトリムを合わせます。オートトリムを使用しても結構です。
着陸させたら Fine Tuning > Digital Trim メニューを開き、トリムの値を記憶させましょう。
ページを開いたら、F4 の工具マークを選びましょう。Store all to trim memory (ストア オール トゥ トリムメモリー)を選ぶと確認画面が表示されますので F5(Yes) を押します。
トリムの値がゼロにリセットされ、トリムの値が記憶されます。
2. Model > Device Explorer メニューから REX7A を開きます。
3. REX7A メニューが開いたら、 Configuration > Channel Assignment を選びましょう。
( コンフィグレーション > チャンネルアサインメント )
ここでQuick Wizardを実行してしまうと、ゲイン設定などが初期値に戻ってしまうのでご注意を。
4. チャンネルアサインメントのページに入ったら、 Assign primary flight channels を選びましょう。
( アサイン プライマリー フライトチャンネル )
図の Controls (コントロール) の欄が、ゼロではなくズレていますね。これはトリムによるものです。
5. それではキャリブレーションを行なっていきましょう。
上からエルロン、エレベーター、ピッチの順に行なっていきます。
センターの位置、上下左右のフル舵角のスティックポジションをそれぞれ記憶させます。
キャリブレーションが正しく行われると、図の黄色で囲った部分の値が中点でゼロに、フル舵角のポジションでぞれぞれプラスマイナス100%になるはずです。
※ 値が異なっていたら、その舵のキャリブレーションをやり直しましょう。
完成です!
これでヘディングロックを含む全てのジャイロを上空でオンにすることができます。
この作業、慣れてしまえば下ろしてすぐに簡単に行えますので、ぜひ覚えておいてください。
それでは楽しいフライトを!
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